株式会社中野製作所 ゴム製品の受託開発から量産までワンストップで提供します
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開発支援サービス
ゴムの開発を知恵と道具で徹底的に応援します。
ゴム製品の開発支援サービス
ゴム製品の開発支援サービスは、豊富な経験と専門的な知識を持つエキスパートスタッフが中心になって、試作、評価検証などを行い、お客様の必要とするゴムが早期に開発できるように支援するサービスです。
なぜ専門家にようる応援が必要なの。
ゴム開発は危険な底なし沼!専門家の知恵と道具がきっと役に立ちます
スタート
餅は餅屋ゴムはゴム屋。底なし沼にはまる前に是非ご相談ください。
お客様環境の調査
用途、機能要件、目標性能、環境条件など、様々な角度で分析し開発方針を考えます。
設計
数々の経験を活かし、理想のゴムを作るための材料の検討や加工方法の検討を行います。
試作
有望なレシピのいくつかを使って実際に作ってみます。 そのゴムを、様々な面から評価し、要求性能を満たしているかどうかのチェックを行います。
量産検討
有望なレシピのいくつかを使って実際に作ってみます。 試作時と同等の性能を量産品においても再現するため生産技術を検討し確立します。
企画 設計 試作と評価 量産
企 画
お客様の課題と現状を分析し、
どの様なゴムが必要なのかを適切に考えます!
ゴムには、様々な特性を持たせる事が出来ますが、それぞれの特性には性能的な限界があります。
その限界を超えるような性能を目標値として開発を進めても、ほとんど失敗に終わります。
そういった場合、目標値を適切に設定し、足りない分を、別のアイデアで補って、解決策を考えなければなりません。
ゴムの企画の勘所
この様な分析と目標設定に、成功も失敗も含めて多くの経験を有する専門家の知識が役立つのです!
ゴムの開発の流れ
設 計
理想のゴムの製造方法を素早く見つけます
どんなゴムを作るべきかが、決まっても、それをどうやったら作れるかを考えるのも大変です。
なぜ大変かと言いますと...

■第1関門
ゴムの原材料には、基材、充填剤、可塑剤、特殊機能剤など、様々なグループがあり、それぞれに何種類もの材料があります。
■第2関門
どの材料を使うかが決まれば、次は、どの割合で混ぜるか。を考える必要があります。
何%の基材に何%の充填剤と可塑剤を混ぜ、どれだけの量の特殊機能剤をどの様に加えるか...たった数%の違いで、ゴムの性能ががらりと変わったりするんです。
■第3関門
材料とその割合(配合設計)の他にも、加工方法を考えなければなりません。
主に成形方法は?プレスの強弱、加熱の温度と時間は?特殊機能剤の活性化させる方法は?といった様に、ここでも様々な条件が適切でなければ満足できるゴムは作れないのです。

おわかりですよね。単純に考えても、
材料の選択 × 配合の割合 × 加工方法
と、途方もない組み合わせの中から、最適な設計を探し出さなければならないのです。
この作業、少なくとも10年は修行しなければ、できるものではありません。
まさに「ゴム道」ですね。
設計の流れの説明図

プロでも何百ものレシピを作って最適な答を探す!

材料の選択と割合、加工方法の設計を、私共はレシピを作ると言っています。
画期的なゴムの開発が必要なときには、ベテランと言えども数百のレシピを作って、
ひとつずつ検証を行い、最適なレシピを探し出すこともあるのです。
ゴムの開発の流れ
試 作
速やかに試作品を製作し、しっかり評価します
何十通り、何百通りのレシピを考えて、ゴムを試作し、その性能を評価するには、様々な設備が必要になります。弊社は、もちろん、それらの設備を一式取りそろえておりますので、設計→試作→評価→再設計の流れをスムーズに行うことができ、開発期間を短縮することができます。
試作の様子(写真)
ゴムの開発の流れ
量 産
数々の試作と量産の経験があるから、
量産時のトラブルも未然に防ぎます
満足のできる試作品が出来たとしても、安易に量産を行うと思わぬトラブルに見舞われる事があります。

ゴムの様な混ぜ物の場合、少量の材料で行う試作と、大量の材料で行う量産の、様々な条件の違いが、品質に大きな影響を与えてしまうのです

この事を熟知しているエキスパートなら、量産時の配合や加工方法に微妙な調整を加えることで、試作品と同等の品質を量産品でも安定的に実現することが可能になるのです。
量産の課題の説明図
ゴムの開発の流れ